歯周組織を長期に良好な状態を維持するために、さまざまな見解が報告されています。この、混乱した情報を最新のリサーチをもとに、基礎的な立場からと臨床的な立場から専門のお話をしていただきます。さらに歯科衛生士の立場から長期症状に基づいて、実践的な講演もしていただきます。ドクターだけでなくスタッフの皆さんの多数のご参加をお待ちしています。
今年でポストグラデュエートコースも30周年を迎えます。これもひとえに皆様のおかげと感謝いたしております。30年の間に社会情勢もだいぶ変化致しました。歯科界に関する種々の難問題が社会に鬱積しています。これからは「学術」だけでなく、これから色々と出て来るであろうと思われる問題、2,3の例を挙げれば「混合診療と国民皆保険の整合性」、「IT化対策の一環としてのレセプトオンライン化の問題点」、「歯科医師過剰問題に起因する歯科医院経営の難しさ」等、歯科医師として、ただ「学術」、「学術」と言っていられない時代だと感じています。学術だけでない生涯研修(continuing education )としての講演を開催できるのは、同窓会学術がその任を担わなければならない時代にきたと感じています。今年はまず、経営面において如何に患者さんを増やすかという事で、高橋先生にお話ししていただきます。これは昨年愛知県支部千種班と他班との合同開催で大変好評を頂いた講演でしたので、パート2としてP.G.C.でも取り上げることに致しました。 今年のどのコースも大変有意義のあるコースと確信しています。皆様のご参加をお待ち申し上げております.