平成20年9月7日(日)9:30〜17:00 講師:月星 光博氏 日歯生涯研修コード:0409
> 講演後記
ミニマル・インターベンション(MI)という概念が、歯科全体に重要視されつつあります。最小限の介入(治療)で最大限の結果(治癒)を引き出す治療に異論はないし、より多くの歯髄と,歯質,歯周組織を保存できる方法で機能と審美の回復を達成することを大多数の患者や歯科医師が望んでいます。しかし、実際にMIを実行するとなると、歯科全般に及ぶ広い知識と技術が必要です。予防、修復、エンド、ペリオにとどまらず、仮に、保存不可能な歯があった場合、インプラントや自家歯牙移植、それらに付随した骨再生に関する知識、技術が要求されます。まさにMIとは包括医療(comprehensive dentistry)のゴールを示す言葉かも知れません。 この講演では、外傷歯と齲蝕治療を中心にMIの歯科臨床ついて考察したいと思います。
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