同窓生の皆様には診療、研究等にご活躍のこととお慶び申し上げます。
同窓会活動の柱であります学術活動の一環のポストグラデュエートコースも、第1回を1980年に始めて以来、早くも29年を迎えることになりました。これは一重に同窓生の皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝しております。又、講師の先生方や関係者各位のご高配ご尽力により、受講された皆様方からは大変ご好評をいただいております。又、多数の皆様方のご参加ご賛同を得ましたことを深く感謝致します。
E・B・M(Evidence Based Medicine)が求められる現在では、高度な歯科疾病に対応するためにも、或いは患者様の多岐にわたる要求に対応するためにも、生涯教育は必須のものであり、生き残りをかけた唯一無二の方法だと思います。歯科医師過剰時代の中、我々歯科医師が患者さんから選ばれ、継続される信頼を得るためには、日進月歩の耐えまぬ努力が必要と考えます。本年度はDr.と衛生士、技工士との講演、実習などを開催いたします。臨床においてはデンタルスタッフと協力なしでは考えられなくなりました。この機会にご一緒に参加いただき、明日からの臨床に役立てていただきたく思います。
ポストグラデュエートコース実行委員会では、皆様方からのご要望に応えるべく、将来を見据えての講師及びテーマの選択を心掛けておりますので、一人でも多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
最後に、皆様方の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。 | 大変な時代になって参りました。昨年東京の放送局である、TBSで「working poor」として「歯科医師」が登場しました。歯科医師の平均年収800万円、5人に1人が300万円以下といっていました。野村総研が2,3年前に出した歯科医師の平均年収600万円が真実味を増してまいりました。2011年からのIT化の問題、混合診療の問題。歯科界は大変な時代になっていきます。
そんな時代の中でどんどん進む、2極化の問題。その理由を是非一人ひとりじっくりと考えていただきたいと思います。レセプト枚数をいかに増やすかが問題だと思います。
一昨年からインターネットでの申し込みは¥1,000引き、さらに昨年から同窓生の優待制度として、本学同窓生はさらに¥1,000引きとなっております。新しい情報を得、考え方を刷新して頑張ろうではありませんか。そのためにも是非P.G.C.をご利用下さい。
どのコースも大変有意義なコースと確信しています。皆様のご参加をお待ち申し上げております。 |