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平成20年7月27日(日)9:30〜17:00
講師:志賀 寿・石田 隆・中野 健二郎
(P.G.C.実行委員)
日歯生涯研修コード:0113
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講演後記
日々の臨床において私たちは、患者さんの持つ症状や訴えに対して現時点での病態や今後の治療方針などをわかりやすく説明する必要があります。しかし臨床の場では、レントゲンのみを使った説明がほとんどで、患者さんにとって本当に満足のいく説明になっているかと思うと自信が持てないのが現状ではないでしょうか。
P.G.C.実行委員会では患者さんに説明する際にレントゲンと同様に口腔内写真を撮り、それを活用して患者さんとのインフォームドチョイスに役立てるという実習を、好評につき昨年と同様に企画いたしました。
今回の実習は、これから口腔内写真を臨床の場で導入してみようとお考えの医院、銀塩写真では撮っていたがデジタルに切り替えようと思ってみえる医院、オリジナルの院内ポスターや説明用の資料をご自分で作ろうとお考えの医院の先生や衛生士を対象にしています。
前年の受講生の質問及び要望にこたえ、講演内容のバージョンアップと実習内容のボリュームアップを考えております。
尚、実習は二人一組の相互実習で進めていきますので、できましたら各医院お二人以上でのご参加をお願いいたします。衛生士二人ペアでもかまいません。
口腔内写真の重要性,デジタルカメラの特性について
デジタルカメラによる口腔内写真の撮り方(デモ・実習)
画像の管理の仕方(デモ)
撮影した画像を使っての実際の活かし方(デモ・実習)
平成20年7月27日、第3回P.G.C.実習コースが開催されました。
実習は、各先生が担当する3部構成です。
第1部では、デジタルカメラの基礎的知識について聴講し、分かっているようで理解していないデジタルカメラの知識をまとめました。
第2部では、口腔内写真の撮り方を学んだ後に診療ユニットのある実習室に移動して相互実習を行いました。この実習では、各受講生にP.G.C.委員のインストラクターが付き、親身な指導が行われました。その甲斐もあり、受講生は持ち寄った自分のデジタルカメラで満足のできる撮影を行えたようです。
最後に第3部では、パソコンを使って画像や文章の編集を行い、患者さんへのアセスメントシートを作成しました。どの受講生も自分達でデコレーションした個性的なアセスメントシートを作製することができ、盛況のうちに終了いたしました。P.G.C.では、このような歯科医師だけでなく歯科衛生士さんへの卒後研修も行っており、他にも魅力的なコースを用意しています。各コースには定員制のコースもございますので、早めの申し込みをお願い致します。
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