日時:平成19年10月28日(日)9:30〜17:00 講師:井澤 常泰氏 日歯生涯研修コード:041000
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手術用顕微鏡が“視覚的ガイド”という新しいアプローチをもたらしたことは、今まで“ブラインド”で行われていた根管治療を大きく進歩させました。歯根破折を診断する、根管を見ながら探索する、破折ファイルを根管内から見ながら除去する、歯根断面を観察しながら根尖切除手術を行う、根管治療をビデオで患者に見せる等、これまで不可能であったことが可能となったのです。この変化は、特に再根管治療の可能性を大幅に拡大させました。言い換えると、これまでは疑いもなく抜歯されたような歯でも、保存することができるようになったのです。本講演は、手術用顕微鏡を使うことにより、日常臨床で頻発する根管治療のエラーをいかに解決するか、いかに再根管治療を減らすかについてディスカッションし、あわせて手術用顕微鏡ならびに最新の周辺機器についても紹介するもので、これから手術用顕微鏡の導入をお考えの先生方から、すでにお使いの先生方まで、幅広くご期待にお答えできるものであります。
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