日時:平成19年7月8日(日)9:30〜17:00
講師:加藤浩典 志賀寿 中野健二郎 (P.G.C.実行委員)
日歯生涯研修コード:020205

> 講演後記

 
 

私たちは、毎日の臨床において患者さんの持つ症状や訴えに対して現時点での病態や今後の治療方針などをわかりやすく説明する必要があります。しかし臨床の場では、レントゲンのみを使った説明がほとんどで、患者さんにとって本当に満足のいく説明になっているかと思うと自信が持てないのが現状ではないでしょうか。
P.G.C. 実行委員会では患者さんに説明する際にレントゲンと同様に口腔内写真を撮り、それを活用して患者さんとのインフォームドチョイスに役立てるという実習を、好評につき昨年と同様に企画いたしました。
今回の実習は、これから口腔内写真を臨床の場で導入してみようとお考えの医院、銀塩写真では撮っていたがそろそろデジタルに切り替えようと思ってみえる医院、オリジナルの院内ポスターや説明用の資料をご自分で作ろうとお考えの医院の先生や衛生士を対象にしています。
尚、実習は二人一組の相互実習で進めていきますので、できましたら各医院お二人以上でのご参加をお願いいたします。衛生士2人ペアでもかまいません。

 
 
  1. 口腔内写真の重要性について
  2. デジタルカメラによる口腔内写真の撮り方(デモ・実習)
  3. 画像の管理の仕方(デモ)
  4. 撮影した画像を使っての実際の活かし方
    (デモ・実習)
 
  7月の非常に蒸し暑い中、第4回実習が開催されました。
口腔内写真の重要性や撮影方法の簡単な講義の後、臨床予備実習室の12台の診療チェアーをすべて使用して2人1組の相互の撮影実習がおこなわれました。
どのように口腔内ミラーを入れたら良いかなど撮影する側だけでなく、ミラーを口腔内に入れられることがどんな感じなのかという患者さんの立場も十分理解していただけたと思います。
今回は、撮影実習の時間をなるべく長く取らせていただいたため、介助者ありや一人での撮影方法といろいろ練習していただきました。
午後からは、パソコンへ撮影した画像を取り込み、PowerPointを使用して口腔内アセスメントシートを作製しました。
各受講生の方々、それぞれ個性的なアセスメントシートを作製され、最後に鑑賞会を行い実習を終了しました。明日からの診療にぜひ役立てていただけると思います。

 
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