昨年26 年度は平成21 年から23 年までに行われたベーシックの内容から一転してフォローアップも含めてアドバンスコースを開催いたしました。
筆者さらには外科とペリオの専門医による25 年以上に渡るインプラント治療の経験から考えられる初心者が今後、乗り越えなければいけない壁となる問題点を多数羅列してその解決するために必要な知識を提供した。近年必ず必要とされるトップダウンの治療計画に基づく三次元画像(CT)を使った現在の最新の治療計画を学ぶことのでき、それにより作られたガイドでインプラントを埋入することで、安全にさらに審美的にも良い状態を患者に与えることができるように配慮して実習を行った。さらにはサイナスを使い骨増生を行うサイナスリフトのオペをラテラル並びにソケットの両方を症例に応じて対応出来るように模型実習を行った。最後にさけては通れないインプラント周囲環境を良くするための歯周外科である結合組織移植をはじめ数々のテクニックを豚の下顎骨を用いて練習を行った。今年度は26 年度の内容にさらに前歯部の審美的に補綴するために必要な埋入の仕方からはじまり歯間乳頭を温存作成するプロビジョナルの作成までを実習したいと思います。