PGC.Journal 愛知学院大学歯学部同窓会ポストグラデュエートコース   愛知学院大学歯学部同窓会

 
日時:平成25年8月4日(日) 9:30〜17:00
講師:山中 康寛・中野 健二郎・後藤 洋・小菅 朋子(P.G.C.実行委員)

> 講演後記

 
 
歯科衛生士がバリバリと仕事をしている歯科医院では活気があり、多くの患者さんが訪れます。そのような成功している歯科医院の歯科衛生士に共通していることは「患者さんとのコミュニケーションが十分にとれている」ことです。それにはコミュニケーションをとる能力を身に付けるのはもちろんのこと、レントゲンの読影や、歯科医療の知識をしっかりと身に付け、そしてそれを上手く伝えられることが重要となります。そこで今回は、貴医院の歯科衛生士が患者さんとのコミュニケーションを高めるためのスキルアップのお手伝いをさせて頂きます。
午前中は、初診時やメンテナンス時、在宅介護など様々なシチュエーションで必要な患者さんとのコミュニケーションのとり方とレントゲン写真の読み方(正常像の把握からはじまり異常への変化、異常の病態など)を学んでいただきます。
午後には実際の臨床例を問題として掲げ、各種疾患における主訴、レントゲン画像、口腔内写真が関連付けて考えられるようにグループディスカッションをしていただきます。最後には臨床で必要な基礎知識をワンポイントアドバイスいたします。
歯科衛生士になって間もない方や 2 〜 3 年目までの皆さんのご来会をお待ちしております。


【実習項目】
1)患者さんとのコミュニケーション(講義・実習)
2)レントゲンの読影から正常と異常を知る(講義・実習)
3)グループ毎に症例について病状、病態などについて検討する。
 その後、実際の臨床の場を想定し、患者さんに対して、その病因、病態などを説明してもらいます。(実習)
4)各P.G.C. 委員よりワンポイントアドバイス(講義)
 
 
 平成25年8月4日(日) 真夏の暑い中、愛知学院大学楠元学舎にて、P.G.C.実行委員の山中康寛先生、中野健二郎、後藤 洋先生、衛生士の小菅朋子さんによる「衛生士のコース パワーアップ!歯科衛生士力 -明日からの仕事に活かしてみませんか?-」が行われました。
  講演は、最初に山中先生より長年培われた経験から、これからの衛生士へ向けた展望、ときに冗談を織り交ぜた内容に、受講生達は緊張が解け、大いに頷く場面も見られました。その後、私が担当させて頂き、口腔内診査の臨床における勘所について講義致しました。午後は、歯科衛生士の小菅さんによる摂食嚥下、様々な臨床エッセンスや経験談について講演して頂きました。同じ衛生士という立場であるだけでなく、和やかな雰囲気の中で受講生の誰もが共感し、新たな目標を持てたようでした。
後半は、後藤先生によるミニ講演の後、受講生達が班に分かれて実際の臨床ケースを考えるワークショップが行われました。班分けは、同じ医院や経験年数でかたまらないように考慮されているため、お互いに初対面です。ワークショップは、各班でディスカッションを行い、意見をまとめた上で全体発表を行います。その後、後藤先生によるケースプレゼンテーションが行われ、さらに考えを深めます。各班にはP.G.C.実行委員(歯科医師)が付きますので、ディスカッションが行き詰まった際には助言がなされ、より自由に意見を交わし検討する事ができます。受講生達は、新たな考え方を得ただけでなく、様々な交流が持てたようでした。

 
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