PGC.Journal 愛知学院大学歯学部同窓会ポストグラデュエートコース   愛知学院大学歯学部同窓会

 
日時:平成24年8月5日(日)9:30〜17:00
講師:須崎 明・中野 健二郎・後藤 洋(P.G.C.実行委員)

> 講演後記

 
 
本デジカメコースは毎年ご好評を頂いていおり、7回目の開催となります。そこで今回は以前受講された歯科衛生士の方も参加出来るように新たにホワイトニングの体験実習を加えました。口腔内写真を撮影した後、ホームホワイトニングトレーを作製し、ホームホワイトニングを実際にしていただきます。ホワイトニング後、再度口腔内写真を撮影します。そしてホワイトングによる口腔内の変化についてのプレゼンテーション資料をパソコンにて作成します。最後に受講者全員のホワイトニングによる口腔内の変化を見ながら、ホワイトニング効果を高めるポイントについて症例検討していきます。
口腔内写真撮影のスキルアップを望む方、撮影した画像を用いたプレゼンテーション資料の作成法を学びたい方、またワンランク上のホワイトニングのテクニックを身に付けたい方は是非ご参加ください。
尚、実習は相互実習で進めていきますので、できましたら各医院お二人以上(歯科医師、アシスタントの参加も可能です)でのご参加をお待ちしております。

 

 
 
  1. デジタルカメラによる口腔内写真の撮影のポイント
  2. ホームホワイトングトレーの作製
  3. ホームホワイトング体験実習
  4. 撮影した画像を用いたプレゼンテーション資料の作成
  5. ホワイトニング効果を高めるポイントについての症例検討
 
 
平成24年8月5日、愛知学院大学薬学棟にて、第4回ポストグラディエートコースが催されました。演題は「DHのための体験実習〜ホワイトニング&口腔内撮影〜ホワイトニング効果を高めるデジカメプレゼンテーション」でした。
このコースは毎年好評で今年も多くの皆様にご参加いただきました。今回の講師は私達P.G.C.委員より、須崎明先生、中野健二郎先生、後藤洋先生、それに加えてマルチメディアセンターよりお越しいただいた原田崇先生に勤めていただきました。
午前中は後藤先生より、デジタルカメラの基礎知識について学びました。普段当たり前のように使用しているデジカメですが、基礎知識を改めて学び、さらなる応用方法や新しい発見のある有意義な時間となりました。続いて、原田先生より実際に撮影する際の方法を症例写真を用いた解りやすいスライドで教えていただきました。きれいな写真だけでなく、失敗例を交えて頂いたので会場からは「あるある」などの声が漏れ、和やかな雰囲気で講義は進みました。
後半は須崎先生よりホワイトニングのカスタムトレーの作成方法について学びました。鰹シ風のご協力で、プレートの圧接までやっていただいた物を個々でカスタムトレーに仕上げました。
その後、実習室に移動してホワイトニング術前の口腔内写真撮影の相互実習を行いました。各チェアーにはP.G.C.委員がインストラクターとしてつき参加者にアドバイスをしました。そのため、日頃悩んでいる事や講義だけでは解らなかった点をすぐに質問でき、受講生は満足のいく撮影が行えたようでした。

午後からは午前中に作ったカスタムトレーに薬剤を填入し口腔内に装着した状態で実際にホワイトニングを行いつつ、講義を受けました。講義ではこれからホワイトニングを始める方から、現在ホワイトニングを行っている方にも役立つ数々のポイントやコツが紹介されました。その後、術後の撮影を行いました。
最後に中野先生より撮影した画像の取り込みや活用方法について講義していただきました。デジタルカメラを使用する利点として、簡単に画像の加工や編集ができるという事があります。今回は受講生全員のホワイトニング前後の写真をプロジェクターで映し出し、ホワイトニングの効果だけでなくデジカメ撮影の出来映えについても講師の先生方からアドバイスをいただき、講義は盛況のうちに終了しました。

P.G.C.では今後も歯科医師だけではなく、歯科衛生士の方にもご参加いただけるコースを企画していきたいと思っております。魅力的なコースを多数ご用意し、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 
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