PGC.Journal 愛知学院大学歯学部同窓会ポストグラデュエートコース   愛知学院大学歯学部同窓会

 
日時:平成22年7月25日(日)9:30〜17:00
講師:佐藤 要介、後藤 洋、池戸 泉美(P.G.C.実行委員)

> 講演後記

 
 

近年、多くの歯科医院がデジタル化してきました。ここ数年で開業された先生方は、ほとんどがデジタルレントゲン機器を導入しています。
デジタル化することによって画像を拡大・縮小したり、線や文字を直接書き込めることで、より詳細に患者さんへの説明が可能になってきました。
しかし、レントゲンを用いて説明するだけで、本当に患者さんに理解していただきたいことが伝わっているでしょうか。
我々歯科医にとって毎日接するレントゲン写真は状態を把握するのに大変有効なツールですが、普段見慣れていない患者さんにとっては分かりにくいと考えます。
また、イラストやサンプル写真などを用いたとしても、自分の口の中はこんな風にはなっていないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで実際に患者さんの口腔内写真を撮影し、それを用いて説明できたら、自分がどのように見られているのか、虫歯の大きさ、自分の口の中にある銀歯とはどれほど目立つものか、隣り合う歯との色の違い、奥歯の歯並びなど、普段なかなか自身では見ることのできない部分を認識していただくことができます。
P.G.C. 実行委員会では大好評企画といたしまして、口腔内写真を臨床に取り入れようとお考えの先生や歯科衛生士を対象に実習を行います。
尚、実習は相互実習で進めていきますので、できましたら各医院お二人以上のご参加をお願い致します。

 
 
  1. 口腔内写真の利用価値、デジタルカメラの特性について
  2. デジタルカメラによる口腔内写真の取り方(デモ・実習)
  3. 研究用模型の撮影方法(デモ・実習)
  4. 画像管理の方法(デモ・実習)
  5. 撮影した画像を用いたツールの作製(デモ・実習)
 
 
7月25日愛知学院大学薬学部にて第4回の「デジタルカメラで患者さんを増やそう」が催されました。
このコースは毎年ご好評を頂いており、今年で第6回を迎えます。今回はP.G.C委員より後藤洋先生・池戸泉美先生・佐藤要介先生が講演を担当し、3部構成で行われました。
第1部では後藤先生より、日頃解っているようで、理解していないデジタルカメラの基礎知識について講演して頂きました。
第2部では池戸先生より、写真を手早くきれいに撮影する方法を教えて頂いた後、実習室にて相互実習を行いました。相互実習では各チェアーにP.G.C委員がインストラクターとしてつきます。日頃の疑問点も実習を行いながら解決して頂ける為、非常に有用な時間となったのではないでしょうか。
第3部では佐藤先生よりパソコンを用いた画像の活用法を講演して頂きました。今回は第2部で撮影した画像を使い、患者さんへのアセスメントシートを作成しました。
最後には受講生の作品発表も行い、講演は盛況のうちに終了しました。
P.G.Cでは今後も歯科医師だけでなく、歯科衛生士の方にもご参加頂けるコースを企画していきたいと思っております。
魅力的なコースを多数ご用意し、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 
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