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日時:平成22年7月4日(日)9:30〜17:00
講師:上田 秀朗氏
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講演後記
100 年に一度といわれる経済危機の中で、歯科界においても確実にその煽りが近づいてきている。また、財政赤字も日に日に増加傾向にあり1000 兆円を超えようとしている。このような環境の下で、我々歯科医は医療費を削減され、ワーキングプアが発生し今や不況業種の仲間入りをしたといっても過言ではない。このような状況を打破するためには、患者が納得する治療を目指して、自分自身の知識と技術を磨き研鑽を積むことが重要である。
昔とは異なり、患者の知識や要望が高まり患者が歯科医院を選ぶようになっている。
患者の望む治療とは、最良な治療を最短で効率よく確実に、そして行われた治療の長期間の安定である。それを遂行するためには、単にカリエス・エンド・ぺリオに罹患した歯や、欠損補綴が必要な部位などの処置に終始するのみでなく、包括的な観点から歯科治療を行うことが必要となってくる。まず、最初に得られる全顎的な資料に基づいて現状を把握し、それに至った原因を診断・整理し、最終的な治療目標を明確にイメージして、治療順序を決めなければならない。
今回は、現状打破するために、これから望まれる歯科医院のあり方について最初に提示し、次に全顎的に治療を行った症例を、初診時からどのような治療ゴールをイメージし治療計画を立て、そしてどのような手順でアプローチしていったかを、その目的を含め具体的に述べることによって、効率的な全顎治療の進め方について述べていきたい。
より効率の良い治療計画の立て方と治療の手順
戦略的なインフォームドコンセントとインフォームドチョイス
これから望まれる歯科医院のあり方
理想と考える下顎位と咬合
態癖とパラファンクション
顎関節症の病態
顎関節の加齢変化
歯周病の進行
咬合崩壊と舌房の狭小
ガイデッドサージェリー
1983年
福岡歯科大学卒業
福岡歯科大学口腔外科第二講座研究生
1987年
北九州市小倉南区にて開業
1997年
学位取得
2007年
北九州市小倉北区に移転
【所属】
日本顎咬合学会・指導医・常任理事、日本口腔インプラント学会・評議員、日本歯科審美学会会員、アメリカ歯周病学会会員(AAP)、JACD会長、北九州歯学研究会会員、経基臨塾、日本審美歯科協会会員、Osseointegration Study Club of Japan会長、北九州臨床インプラント研究会会員、上田塾・主宰
歯科臨床における再生療法 医歯薬出版2006:11
臼歯部欠損へのインプラント埋入・その前に―症例に潜む「咬合」というリスクを見抜く― Quintessence DENT Implantol, 2007:32(8): 18-39.
インプラントを基盤とした包括歯科臨床の実際 より確実なインプラント治療を求めてQuintessence DENT Implantol, 2008: (4):72-83.
1 時間で読めて30 年使える歯科臨床の7つのツボ− 100 選− クインテッセンス出版2008:6
30 症例で学ぶエックス線診断を100%臨床で活用するには う蝕,根尖病変,歯周病の読み方と治療方針 クインテッセンス出版2009:6
第3回(7月4日)の今回は「歯科臨床の7つのツボ−トリートメントプランニング−」として、講演して頂きました。
上田先生には現在の厳しい歯科業界を打破していくためには、患者さんに満足してもらえる歯科治療をしていくことが大切であり、満足してもらうには単に個々の虫歯や欠損の処置に終始するだけでなく、包括的な観点からみて治療を行う必要があることを教えて頂きました。
午後からは先生の実際の症例を多数見せて頂き、術前、術中、術後での劇的な変化に圧倒されました。咬合、顎関節症、パラファンクション、ぺリオなど、総合的にみて治療を選択していくことの重要性を教えて頂きました。臨床に携わる歯科医師としてさまざまなオプションを知っている必要性、またそれが実際にできる必要性を再認識できた講演であり、非常に有意義な内容だったのではないでしょうか。P.G.Cではこのような魅力あるコースをこれからも企画していきます。多くの方の参加をお待ちしております。
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