日時:平成27年8月23日(日)9:30〜17:00
講師:中野 健二郎(P.G.C.実行委員)・田中 健児 氏((有)Wilmake 143 代表取締役)

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2025 年問題が今、医療の現場でささやかれています。何が問題なのか、つまり10 年後にどのような状況になるのか、皆さんは御存知でしょうか。2025 年は団塊の世代が75 歳以上の後期高齢者になる年です。つまり日本は2025 年以降、4 人に1 人が75 歳以上という超高齢社会に突入します。これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回るため、医療、介護、福祉サービスへの需要が高まり、社会保障財政のバランスが崩れる、と考えられているのです。いま歯科衛生士である皆さんには、すでに始まっている2025 年問題を視野に入れ、日々の臨床を行う事が社会から求められています。しかし、何をしたら良いのか、何が出来るのか。いまさら聞けない、でも何とかしたい…。そんな気持ちこそが未来への第一歩です!身近で等身大で活躍している衛生士さん達が、どのような事を始めているのか知りたくありませんか?小さなことでも、気づけば社会へ向け貢献できる事は沢山あります。私達PGC は、歯科衛生士である皆さんのために、そして患者さんのために、明日からの臨床で活用できるような知識や経験を身につけて頂きたいと願っています。
そこで今年度のPGC 歯科衛生士コースではまず、医科や介護の分野が2025 年に向けて、どんな取組みを始めているのかを紹介します。そして、多職種と連携することになる衛生士として、どんな準備を始めればいいかを事例を挙げて解説します。日常の業務で忙しい皆さんでも毎月1%のスキルアップで、10 年後の2025 年には地域医療の担い手として活躍できるコース内容です。恐らくこのコース内容は、歯科界初の内容となりますので、新人、ベテランまたブランクから再び臨床に戻られる方を問わず受講頂けます。




【実習項目】
1.2025年問題と歯科の臨床
2.地域包括ケアと医科・介護の動き
3.特定保健指導の担い手として、DHにできる患者さんへの健康サポート実践例
4.チェアーサイドでできる資生堂のハンドケアなどの紹介