PGC.Journal 愛知学院大学歯学部同窓会ポストグラデュエートコース   愛知学院大学歯学部同窓会

 
日時:平成26年8月24日(日)9:30〜17:00
講師:中野 健二郎・近藤 康史・小菅 朋子(P.G.C.実行委員)

> 講演後記

 
 

日々の臨床において歯科衛生士である皆さんが活躍できる場面は沢山あります。たとえば、初診で来院された患者さんとの信頼関係を築く基本検査。さらに診療には欠かせないスタディモデル印象など。皆さんにとっては、いつもの診療風景だと思います。ですが、本当に出来ているのでしょうか?何かを見落としていませんか?なぜか苦手なことってありませんか?いまさら聞けない、でも何とかしたい…。そんな気持ちこそがスキルアップの第一歩です! 私達PGCは、歯科衛生士である皆さんのために、そして患者さんのために、明日からの臨床で活用できるようなスキルを身につけて頂きたいと願っています。そこで今回の実習は、その中でも基本検査とスタディモデル印象、歯科衛生士スキルについて企画致しました。最初に基本検査のなかでも口腔内検査を中心にお話ししたいと思います。続いて、スタディモデル印象について学び、実習で実際に色々と体験して頂きます。最後に衛生士の立場からのDHスキルについて学んで頂きたいと思います。臨床で普段から行っていること、そのポイント、スキルとは何でしょうか?苦手なものを得意にできるチャンス、そこには臨床エッセンスが隠れているのかも知れません。歯科衛生士スキルをアップして、明日からの患者さんのために活かして下さい。歯科衛生士になって間もない方や、ブランクから再び臨床に戻られる方など、幅広い皆さんのご来会をお待ちしております。


【実習項目】
1.基本検査のポイントとは?
2.スタディモデル印象について
3.スタディモデル印象実習
4.歯科衛生士スキルについて

 

 
 

平成26年8月24日(日) 愛知学院大学楠元学舎にて第3回ポストグラデュエートコースが開催されました。講師にP.G.C.実行委員である中野健二郎先生、衛生士の小菅朋子さん、さらに名古屋市中川区にて開業されている近藤康史先生をお迎えして「衛生士のコース 明日から使える臨床エッセンス –基本検査・スタディモデル印象実習・DHスキル-」と題してご講演を賜りました。
本コースは毎年恒例の衛生士向け実習コースでした。基本検査、スタディモデル印象など臨床で普段行っていることだが本当に出来ているのか、ということに目を向け、そのポイントとスキルを講師の皆様に講演していただきました。衛生士学校新卒の方からブランクより復帰された方など様々で、講演後には積極的な質問が寄せられました。
午前は、まず中野先生から口腔内診査の臨床における勘所について、さらにステップアップのためには逆説的に分析する力と衛生士として出来ることを考えることが重要だということを講演して頂きました。その後、歯科衛生士の小菅さんによる摂食嚥下、様々な臨床エッセンスや経験談について講演して頂きました。同じ衛生士という立場であるだけでなく、和やかな雰囲気の中で受講生の誰もが共感し、新たな目標を持てたようでした。
午後は近藤先生による印象採得の重要性について講演で、精度の高い印象をとるための環境作りと器具、材料について説明して頂きました。さらに後半は実習を行い、印象採得の手技についてのレクチャーが行われました。
P.G.C.では、このような歯科医師だけでなく歯科衛生士への卒後研修も行っており、他にも魅力的なコースを用意しております。興味を持たれた方は是非とも申し込みをお願い致します。


 

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