2.講演 ドクターと衛生士のコース
  プラークコントロールとルート・プレーニングの結果を見よう
  ─歯周治療の実力アップを目指して─
  平成17年5月22日(日)9:30〜17:00
  講師 黒田昌彦氏 
 
日歯生涯研修コード:060203   
 


   
 自分の行った処置が心配で経過観察をしていくことにしました。10年、15年と経過観察していきましたら、歯があまり抜けずに残っているのです。歯を抜かれて喜ぶ患者さんはいません。歯が長く残っていくと患者さんは皆さん喜んでくれます。自分が心配で始めた経過観察が、実はメインテナンスしていることになって、歯が長期に守れて、患者さんのためになっていることに気づかされました。みんなで「長くかかわる歯科医療」をやりましょう。

講演項目
1.なぜ経過観察か
2.継続的に診ることのメリット
3.X線写真を継続的に読もう
4.一見さんから常連関係に
5.顧客名簿くらいなければ
6.なぜメインテナンスか
7.10年以上経過観察すると
8.みんなでやろう「救歯臨床」


最近の文献

1.
「コーヌスクローネ」:医師薬出版、1984年
 
2.
コーヌスクローネ20年の足跡 対談:補綴臨床、1996年1月  
3.
パソコン管理でかかりつけ患者さんを増やす:日歯会誌、2001年3月  
4.
みんなでやろうかかりつけ歯科医:日歯会雑誌、55、8、2002  
5.
かかりつけ歯科医制度とメインテナンス:デンタルハイジーン、23、10.909−921.2003  
6..
長くかかわる歯科医療の実践─鼎談─:歯界展望別冊(編集)2004年10月  

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