4.講演  
  口腔乾燥症を考える
  ―口腔ケアと摂食・嚥下リハビリテーションについて―
  平成16年9月12日(日)9:30〜17:00
  講師 木下 憲治氏 
 
日歯生涯研修コード:0041300   


   
 現在、日本は世界に類のない超高齢化社会に向かって突き進み、それに伴い介護の必要な方も増加しています。障害を抱えた高齢者がいかに尊厳を保ちながら生活をするかが大きな問題となる時代が迫っています。口腔領域の総合保健を担当する学問領域である歯科として口腔領域の健康を考えたとき、口腔乾燥症とその臨床的対応について、口腔ケアと摂食・嚥下リハビリテーションとの関連を含めてお話をしたいと考えています。

講演項目
1.唾液腺の解剖と組織
2.唾液分泌のメカニズム
3.唾液分泌低下と臨床的対応
4.口腔ケア
5.摂食・嚥下リハビリテーション


最近の文献

1.
木下憲治他:小児の延髄におけるAstrocytomaの摘出後の摂食・嚥下障害に対する摂食指導経験.日摂食嚥下リハ会誌、5:49-56,2001
 
2.
弘中祥司、木下憲治他:本学摂食指導外来における初診時の実態調査−平成3年5月〜平成10年12月の患者統計−.小児歯誌、38,589-594,2000  
3.
木下憲治他:摂食・嚥下障害の考え方とその対応.1-39、北海道歯科医師会、札幌、2000  
4.
弘中祥司、木下憲治他:口腔ケアABC−QOLのためのポイント110−摂食・嚥下障害編 医歯薬出版 東京、221-228,262-264,1999  
   
   

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